バックナンバー

ツィーター取付術

2010.01.15

ホームオーディオ・カーオーディオに使用されている

スピーカーユニットは2ウェイ・3ウェイ・4ウェイといった

音を分けて鳴らすのが普通だと思います。

ただ、分けることにより問題点もたくさん発生します。

位相ズレ、低域~高域までの音の繋がりなど

たくさんの問題が発生してきます。

それを解決するアイテムとしてパッシブクロスオーバーで追い込んだり

取付法で追い込んだり様々な方法を用いて改善して行きます。

スピーカーの理想の姿は、1ウェイスピーカーが究極の理想だと私は思います。

1ウェイとは、20Hz~20KHz(低音~高音)までを

一つのスピーカーで鳴らし切ることです。

悲しいことにそんな理想のスピーカーは、この世に存在しないのです。

究極のフルレンジスピーカーを無限大バッフルで取付し

それを無人島(完全無音)の場所で聴くのが

究極のオーディオシステムだと私は思います。

そんな究極のシステムに近づける為の取付法をご紹介します。

今回、そんな取付をさせて頂いた、お馴染みプリウスU様

スピーカーは、ジェネシスABSシリーズ

ツィーターの取付場所はキックパネルに取り付け。

「何故キックパネル!?!?」

ちゃんとした理論があるので説明します。

まず、ドアに付けているミッドに対して

限りなく同軸上にあるということ。

そしてミッド・ツィーターの音波がリスニングポジション(耳)

まで届くまでの距離が同等なこと。

アナログタイムアライメントと僕は呼んでいます。

ここまで追い込めば、ねじれ感、違和感など一切なく

ツィーター・ミッドの音の繋がりは最高峰に達し

本来のスピーカーのポテンシャルが発揮します。

そんな場所に付けてツィーターを蹴ってしまう可能性という

リスクは発生しますが、音の為ならという方

スタジアムまで足をお運び下さいませ。

CONTACT

Car Audio STADIUM
カーオーディオスタジアム

大阪府寝屋川市池田北町22-9

TEL 072-827-0045

営業時間10:30 ~ 20:00(定休日:火曜日)